ぷちトラvol.15唐津くんち特集 2012年10月発行
※この特集は、2011年の唐津くんちの取材をもとに構成しました。
唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」。11月2日「宵曳山」、3日「御旅所神幸」、4日「町廻り」の3日間にわたって城下町唐津で繰り広げられるこの伝統のまつりの「見どころ」「見せどころ」を、地元の皆さんに聞きました。澄みわたる秋空のもと、14カ町14台の色あでやかな曳山が織りなす絵巻物を、どうぞ心ゆくまで味わってお帰り下さい。
まつりの前夜祭である宵曳山は日中の巡行とは全く趣きを異にする幽玄の美の世界。日もとっぷりと暮れた午後7時半に1番曳山「赤獅子」が大手口を出発。その後ろから各町内に待機していた他の曳山が次々に加わって、14台の曳山が列をなして旧城下町を巡行します。巡行を終えた曳山は午後10時頃から次々に参道を通って…▶▶▶続きを読む
唐津くんちはイベント感覚で見物する人も多いのですが、正式には「唐津神社の秋の例大祭」で、11月3日がその本番です。神輿とお供の14台の曳山が宵曳山と同じルートをたどりながら、唐津神社の御神体が上がったとされる西の浜のお旅所を目指します。神社出発は午前9時半。正午からお旅所への曳き込みが始まります。神事と昼休憩をはさんで、…▶▶▶続きを読む
神事も無事終わり、この日は観客も一緒になって楽しむまつり。曳き子たちもリラックスムードです。午前9時過ぎから各町に帰っていた曳山が次々に神社前に集結。午前10時に神社を出発して、神輿なしで14台の曳山が旧城下町を巡行します。そして、夕闇迫る頃、曳山を展示場に格納する「曳きおさめの時」が刻一刻と迫ってきて…。その辛さ名残惜しさが、若い曳き子たちをさらに熱く燃え上がらせます…▶▶▶続きを読む
唐津くんちの見どころは漆塗りの曳山だけではありません。14カ町それぞれに競い合う絹の羽二重の曳き子装束しかり。町内の各家庭で大盤振る舞いされる「三月倒れ」のくんち料理しかり。まつりにこんなにお金をつぎ込むところ、ほかにあるでしょうか?…▶▶▶続きを読む
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