小浜食糧株式会社様(長崎県雲仙市)

ボンパティのワッフル発売25年、

2度目の売上増大計画実行中

30年前の直売店の

プロデュースがそのはじまり

長崎に「クルス」という有名な郷土菓子がありますが、そのメーカーで卸し菓子を中心に商売をされていた雲仙市小浜町の小浜食糧さん。30年ほど前に長崎市街地に新たに「ボンパティ」というお菓子の直売店を立ち上げることになり、オープンまでの1年間、商品計画、販売促進計画、イメージづくり全般を担当させていただきました。まったくのゼロからの出発で、まさに試行錯誤の連続でした。


売れ筋だったワッフルを

ボンパティの主力商品に

その後、「ボンパティ」が9店舗に増えた頃、小浜食糧様から今後の方向性についてご相談がありました。そこで全店舗を回ってみて、オリジナルのワッフルがそれなりの売上をあげていることに着目。この商品なら、てこ入れすればさらに売上を伸ばせるはず。しかも、食べてみるとおいしくて全国に通用する味だと確信しました。限られた予算を効果的に使うには、売れ筋商品に一点集中して主力商品に育て上げること。そこで、このワッフルのリニューアルを提案させていただくことになりました。


 かわいい赤い箱の

「ボンパティのワッフル」誕生

親しみやすく長く愛される商品に育てたいとの思いから、ネーミングもパッケージも奇をてらわずオーソドックスなものにしました。併せて店舗ディスプレイも見直した結果、赤い箱の「ボンパティのワッフル」はリニューアル直後から好調で、当初予想を上回って売り上げを約3倍にまで伸ばしました。さらにテレビCMの効果もあって、地元長崎では誰もが知っている手土産菓子となりました。


 発売25周年を機会に、

ワッフル復活計画始動

その後、発売25周年を前にしたある日、小浜食糧様から「ここのところ一時期のような売れ行きがなくなって…」とのご相談がありました。昨今はコンビニのスィーツも品質が上がり、さらに長崎では全国規模の同業者の参入も予想されて、地元で全国との商圏争いになっている。ならばこちらも商圏を全国に、と何度か東京の展示会に出店してみたけど反応がいまひとつだったとのこと。そこでこちらがご提案させていただいたのが新商品開発でした。

 

魅力的な「百年生姜ワッフル」を

カンフル剤に

「ボンパティのワッフル」の美味しさは全国に通用するクリティではあると思っていましたが、全国に打って出るためにはインパクトのある魅力的な商品の開発が不可欠だと考えたのです。そこで試行錯誤して生まれたのが「百年生姜ワッフル」。明治時代から生姜の産地である島原市の古い農家さんの生姜を「島原百年生姜」と名付け、バラエティに富んだ6種類の生姜味のワッフルを開発。2015~16年にかけての東京での展示会での反応は上々で、大手量販店やこだわり商品を扱うお店などとの契約が成立。現在、海外にまで販路を広げつつあるところです。2016.8




ワッフルだけでなく、小浜食糧様ではパッケージデザイン前のコンセプト作りから企画、販売促進・・・と商品単位でグランドデザインから関わらせていただいております。そうすることで、企業にとって短期、中期、長期に渡り、よりよい結果を求められると考えております。

 

小浜食糧様での主な仕事内容

[企画関連]商品企画 イベント企画 広報企画・・・[パッケージデザイン]グラフィック コンストラクション[パンフレット等印刷物]企画・編集・取材・撮影・制作・・・[ホームページ ]50周年景観クルス 直営BONPATTY企画・編集・取材・撮影・制作・・・[サイネージ(動画)]企画・編集・取材・撮影・制作・・・[店舗]基本コンセプト・レイアウト・ディスプレイ・・・[イベント]企画・レイアウト・ディスプレイ・・・[広報]ニュースリリース制作 マスコミ周り同行およびアプローチ[会議]商品開発会議 店長会議 会議進行